一年前


ちょうど一年前の今日。
急性肝炎で入院したって連絡が届いた。
中学三年生。学 力テストの大事なとき。
数日前の連休の時、会って進路の話して。
その時には既に体調悪くて。
確かにいつもより顔色は悪いなって思った。
ずっと吐くものないのに、夜中も吐いてたって聞いた。
それでも理科のワークやってたよね。
駅まで見送った時も、今考えたらよく歩けたなって思う。


三週間の入院だって聞いたから、こりゃ見舞いに行かなきゃねって。
そんな軽い気持ちだった。
そりゃ「沈黙の臓器」の病だから心配はしたけれど。


結局、仕事の都合とか六 曜を考えて、見舞いに行ったのは翌月5日だったけど。


この日から約9ヶ月。
転院、転院で色々と9ヶ月の入院生活。


私が見てきたのは、ほんの少しの時間だろうけれど。
今も再発の恐れがある二年間の月日を通院で過ごしているけれど。
ちょっとだけ、せっかくここもはじめたんだし、
本人が見てないこの片隅に、こんなことがあったねって…
まぁ忘れないだろうけど、手帳の覚書き程度にのっけとこうかな、と。


ちなみに自分の子供でも、血の繋がった身内とかでもない。
知人の子。
言葉にすれば薄い関係。
でもね。
その子のじいちゃんが死んだ時には、私も親族関係者控えの方で
一緒に過ごさせてもらった。
ひいばあちゃんの時も、叔父さんの時もね。
遠い親戚よりも濃く付き合いさせてもらってた。


保 育 園の頃は春休みに近県の遊園地に連れて行ったり。
夏休みには宿題みたり。
週末や長期休みにはばあちゃん家に泊まってた子だから、
私も都合つく時は初中、お邪魔してた。
小学校上がる年には母子とその従姉(ここがバイ パスとなり、縁深くなったんだけど)
私と四人で大阪行って。
とんでもない大雨にあって、未だに身内での逸話。


小学校の運動会は、結局ビデオ係として行ってた。
気づけば一回くらい仕事で行けなかっただけだった。


まぁ、そんな関係。
自分への覚書きなら説明も必要ないっちゃないワケだけど。
どうやらうっかり見に来てくれている
知らない方々もいるようなので(苦笑)


とりあえずこのカテは、そんな身近に見てきた娘の、
私が見てきた、聞いていたことだけを書き留めておくもので。
何ならすっ飛ばしてくれてもヨロシす。


最終的な病名は、また後日。
一年前を振り返りながら書き留めて行きたいと思うので、
検査結果が出た一年前の日に。



〜〜〜〜〜手帳の覚書から

22   体育の時、運動場でうまく走れず
22〜25 ばあちゃん家泊
24   ばあちゃん家の近所の病院 受診
25   昼 こふきいもだけ食べる
    夕方 駅まで見送り
26   学校で吐く 早退
27   市民病院へ入院 急性肝炎 27号室