■
一年前の昨日が一回目のエンドキサン投入
すっごい吐き気だった様子。
付き添っているかあやんも一晩中、彼女の背中をさすり、
本人も眠気はあっても、吐き気で寝られず。
既に吐しゃ物もなく、相当苦しかったようです。
自ら「死んだ」って何度も言ってたもんね。
みどりの液体まで出たんだっけね。
21日に会った時にも、まだ吐いてた。
しばらくはすぐに吐けるよう、トレペを敷き詰めた小さな洗面器を
枕元に置いてて。
ティッシュじゃないのは、トイレに流せるようにしているため。
この後、えんげがうまくいかなくなり、唾を飲み込めなくなって。
洗面器はタン壷化しました。
わかりたくもなかったであろう、じいちゃんと同じ抗 がん 剤経験。
「じいちゃんもこんなに苦しかったんかな…」
そんな風なコトを、ばあちゃんかかあやんに言ったらしいけど。
その子が、今年の年 賀 状区分けのバイト説明に昨日、行ってきたそうで。
バイト自体は25日からだそう。
てっきり20日からだと思ってたので、初バイトの感想聞こうとメールしたら、
説明会だったと。
正直、一年前には考えられない「日常生活」です。
この子より先に発病して、未だド ナ ー待ちの人もいます。
再発で入院する人もいます。
もちろん再発はこの子にもおこる事かも知れません。
あと一年半、予断は許しません。
この病気になったと聞いて、どうして兄弟もいない、血縁者にも提供可能な人が
いないこの子が!って思った。
自分が血縁者でないことも悔しかった。
でも、こうして「今」いること。
それはこの病気でありながら、とても恵まれた、順調なルートを辿ってこれたんだと思う。
医 療の進歩なくては、この子は「今」がなかった。
同じ病気を三年前に罹っていたら…多分…。
だから、このままあと一年半。
この子が日常生活を送れますように。
今、週一で通院しているのも、来年からは隔週になるそうで。
ありがたいことです。